「lounge logue」は、あらゆるジャンルで私たちが聞いてみたい人や出来事について話を聞くための、そして、同じくそれに興味のある人たちのための場のシリーズです。

今回は、logueメンバーである酒井(logue|東北芸術工科大学 講師)が宮城大学デザイン情報学科 助教 土岐謙次さんと「マテリアライジング展Ⅱ 情報と物質とそのあいだ」(2014年7月19日 – 8月8日|東京芸術大学美術館 陳列館)のために共同制作を行なった「Tele-Flow」についてとりあげます。

東京で展示をした「Tele-Flow」を、ウェスティンホテル仙台 1階「The Westin Art Showcase」(2014年9月11日 – 10月23日|12:00 – 17:00|入場無料)にて展示するとともに、仙台近郊の皆さんと「漆」をテーマにしたこの作品を通して作者たちは何を考え何を伝えたかったのかを共有し、「漆」という大切な日本の資源について考えます。

ゲスト
土岐謙次|Kenji Toki Studio宮城大学事業構想学部 デザイン情報学科

漆デザイナーメーカー。京都市出身。京都市立芸術大学美術研究科博士後期課程産業工芸・意匠修了、博士(美術)。2002年頃より3Dプリンタを使った漆造形作品の制作を行う。コンピュテーショナルデザインによる乾漆(麻布を漆で固める伝統造形技法)制作の他、建築構造家と共同で乾漆の強度実験を行うなど、古くて新しい漆の可能性を追求。2013年より宮城県にて東日本大震災後の耕作放棄地に漆を植える活動を行う。文化庁派遣芸術家、The Surrey Institute of Art & Design, University College研究員を経て2005年より宮城大学事業構想学部デザイン情報学科助教

logue 酒井も共同制作者として参加。

マテリアライジング展Ⅱ|http://materializing.org

日 時|2014年9月23日(火) 16:00 – 17:30
場 所|ウェスティンホテル仙台 1階「The Westin Art Showcase」
(宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1)
参加方法|申込不要・参加無料