ギャラリー内に幅4.5m、奥行15m、高さ1.8mの半透明メッシュスクリーンで囲まれた領域をつくり、映像とオリジナル照明を投影。映像は、霞や炎、波、日本古来の文様や刺青などをモティーフとし、複雑に変容しながら中心のヴォイド空間を取り囲み、演出する。  このインスタレーションは、幾重にも囲まれ、複雑に演出されることで存在する日本古来の「無」のスペースを表現したもので、同時に日本独特の色彩や揺らめきによるエロティシズムをテーマとして構成される。

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